アンチエイジング歯科学会
実際20世紀までは医学の対象は人間の「病気」、「疾患」に対する科学的アプローチであった。ところが、ここにきてそれが変わってきた。
アンチエイジング医学の対象は「病気」ではなく、「老化」も含めた「健康」状態のレベルアップなのだ。これまで、生物としての人間にとって「老化」して「死」を迎えることは生理学的に不可避であるとされていたのが、現代医学によってこの「老化」や「加齢」のメカニズムが段々と解明されてきた。
医学・医療というと、病気や病人を治すためのものと考えられがちだ。そしてついには医学の力で「老化」のスピードを遅らせるということが現実的になってきたわけだ。
“不老不死”は古代から権力者の願望であり様々な試みが行われてきた。そんな特別な人たちだけに用いられてきた薬剤や方法が少しずつ世に出回るようになり、現代社会においてアンチエイジング医療は一般の人たち、私たちにも浸透しつつある。
食事療法などほとんどのアンチエイジングは時間をかけて効果が現れるものが多いだが、アンチエイジングのクリニックを使えばすぐに効果を実感することもできる。またクリニックをつかった場合でも、老化しにくい体質をつくってくれるので、時間をかけるタイプのアンチエイジングと組み合わせることが理想的だ。
イギリスの有名な医学雑誌に掲載された、“ホルモン治療により61歳から81歳のお年寄りが全員若返った”という論文に世界中が驚いた。この論文では、本来であれば小人症の子供に使用する成長ホルモンを老人に投与したところ、全員肌が若返り、骨が強くなり筋肉がついて、夜の生活も可能若しくはそう言った気分が生じるようになった、というのだ。
近代のアンチエイジング医療がスタートしたのは、この論文の発表された1990年といわれている。
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